昆虫日記

2014年8月 9日 (土)

突然終わった虫々大作戦

突然終わった虫々大作戦

 アシタバを食べ、大きくなったキアゲハの幼虫であるが、全部で7匹いたのであるが、最終的に3匹になってしまった。

 その1匹が、安近短で、アシタバの幹で蛹になる準備をしていたのである。

 蛹になるのが非常に楽しみであったのであるが、残念なことが起こってしまった。

 変態したばかりの蛹は、アシタバの幹にくっついたまま、八つ裂きになっていた。

 ぱんぱんに大きくなりあと少しで蛹になろうかという幼虫は、しっぽの部分だけがプランターの土の上に転がっていた、これまた八つ裂きになっていた。

 ショックである。

 ちょうど最近、自転車のサドルの下に付けていたワイヤーロックがいつの間にか外れて紛失、電話のBluetoothワイヤレスイヤホンマイクを紛失し、その上、さらに首のヘルニアの悪化、などなど嫌なことがたくさん続いていた。

 このキアゲハの幼虫は、そんな乾いた心のオアシスだったのに、殺戮の現場を見てしまい、ショックが非常に大きい。落胆が激しい。

 鳥か、トカゲだろう。

 ちっくしょう!

 やせるドットコムは、普通なら自然の摂理として、ほうっておくのであるが、さすがにとさかにきた。

 昔買っていた、ねずみ捕り粘着シートをアシタバのプランターの横に2枚仕掛けていたのである。これが昨日のお話だ。

 で、本日である。

 朝は、台風の余波か、ここ東京の多摩市は大雨が降った。雨がやみ、朝一でヘルニア治療のために近所の病院にいき、家に帰って、そうだ、昨日の罠を見るためにルーフバルコニーにねずみ捕り粘着シートを見にいったのである。

 びっくりである。たぶんこいつが、キアゲハの幼虫を殺戮したのであろう。味をしめてまたやってきたに違いない。

 そこには、鳩よりも少し小さな、たぶんヒヨドリであろう。粘着シートにべったりと左半身が張り付いていたのだ。

 ざまーみろとは思えなかった。

 我が家のルーフバルコニーは自然ではないのだ、人工なのだ。なので、人の手による罠もあるのだ、などと自分に言い聞かせてみたものの、あまりにも哀れな鳥の姿に、ショックであった。

 まだ息をしていたが、粘着シートはべったりと鳥を覆っている。もう、とれないだろう。とってやる気もない。

 残された小さな幼虫の1匹もアシタバの葉の上には見当たらない。きっと、今、こいつの胃袋の中にいるのかもしれない。

 こうやって、複雑な気持ちの中、虫々大作戦は突然終了したのである。グロテスクなので写真は撮らなかった。

 在りし日の幼虫だけでもアップしておこう。

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2014年8月 4日 (月)

虫むし大作戦

虫むし大作戦

 ルーフバルコニーのアシタバに、花が咲いている。ブロッコリーのような感じであるが、ブロッコリーのようまでには美しくはない。おいしそうでもない。

 花が咲くと、種ができる。種ができると、苗はその生涯を終えるものもあるのだ。このアシタバはたぶんこの後枯れるだろう。

 パセリも花が咲いたら枯れた。

 49歳で肺梗塞になった。血液を普通の人よりもさらさらにするためにワーファリンを飲んでいる。

 このワーファリンの効きを悪くする食物がある。いわゆる禁忌(きんき、ぐぐってね)だ。

 納豆と青汁は食べてはいけない。青汁の原料はケールやアシタバである。

 健康のためにと2年前に植えたアシタバも、もはややせるドットコムには用なしになってしまった。やせるドットコムが食べる代わりにキアゲハの幼虫の主食になっている。

 前回のブログで、大きくなった幼虫の報告を写真で行った。この幼虫たちは最終的に9匹になったのであるが、いつの間にかどこかに行ってしまった。

 なんら挨拶もなく、旅立ち、物陰で蛹になったのだろう。

 で、先週の日曜日である。

 バルコニーの植物に朝から水をあげようとすると、ひらひらと飛ぶ物体がある。すぐに蝶であることが分かった。黄色と黒の模様である。

 キアゲハだ。

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 実に美しい。

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 まだ、遠くに飛べない。さっき、蝶になったばかりで、まだ羽が柔らかく飛べないのだ。

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 一眼レフのカメラを部屋まで取りに帰ってバルコニーに出てもその場を離れず、遠くに行かなかった。

 まるで、一眼レフ初心者のやせるドットコムのために、じっとしてシャッターチャンスを与えてくれているようだ。

 これは、あの9匹の幼虫のうちの1匹が蝶になったに違いない。そういえばこの日の2日ほど前も2匹の蝶がバルコニーを舞っていた。トマトの葉っぱや、オクラの葉っぱにとまったままだったので、蛹からかえったばかりだったのだろう。

 で、今日である。

 小さな、1齢幼虫が1匹いるのを見つけたので、リビングで鼻くそをほじっている(←すみませんうちの嫁はそんなことはしません!)嫁様を呼んで、発見したことを得意げに報告したのである。

 しかし、嫁は、鼻くそを飛ばしながら(←すみませんうちの嫁はそんなことはしません!)、こう言った。

「あんた知らへんの? ほら、ここ」

 と指さしたところを見たら、アシタバの花にかなり大きくなった、4齢幼虫がいたのである。しかも6匹も。

「は、はぅあー」

 と叫びながら、EOS70Dで写真を撮りまくったのであ~る。

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 以前のマンションではパセリで20匹くらいキアゲハを孵したのであるが、新しい今のマンションにもキアゲハが来るようになった。

 嫁と二人で「虫むし大作戦」と呼んでいる。なんのミッションをやり遂げるのかは・・・・・・たぶん蝶を大空へ見送るミッションなのだろう。

 

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2011年12月 1日 (木)

9匹のさなぎ

9匹のさなぎ

 全国のキアゲハのさなぎファンの方、お待たせ様であ~る。来年からは、キアゲハのさなぎのことは、別のブログで家庭菜園関連の記事を立ち上げるので、そこに移行することにするぞい。たぶん今年は、何も変化がなければ、このブログでの報告はおしまいになるはずであ~る。

 いやいや、結局であるが、さなぎになったのは9匹であった。

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 最初は10匹のさなぎがいたのであるが、1匹はまだちっちゃいうちにお亡くなりになった。もしかしたらやせるドットコムがつまんで潰してしまったのかもしれない。ごめんなさい。

 そしてもう1匹は、最近までパセリを食べていたのであるが、少し大きくなったかと思ったら、網の中から逃走してしまっていた・・・・・と丁寧にパセリを探ってみると、なんとパセリの茎でさなぎになる準備に入っていたのであ~る。

 で、8匹目と9匹目が、今ようやくさなぎ化してきている。

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 他の7匹に比べてさなぎ化するのに1カ月ほど時間がかかったことになる。

 んーん、なぜこれほど時間差がかかったかであるが、観察して分かったことがある。それは食欲だ。他の7匹に比べ、最後の2匹は明らかに食欲がなかった。小食だったのである。

 とにかく、パセリの茎にへばりついてじっとしていることが多かったのである。

 で、やせるドットコムはここで、歴史的な発見をした。

 カロリスの猿は、老けないで長生きするという、同時に生まれた二匹の猿であるが、右が摂取カロリーを制限した猿である。明らかに若い!

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 こんなアンチエイジングの実験があったが、なんのことはない、霊長類で実験しなくても、10匹ほどのキアゲハのさなぎ化を観察すれば簡単に分かることであった。

 食べない幼虫は、いつまでもさなぎにならない。つまり、その分長生きしているのだ。

 で、なぜこんなことが起こるのかであるが、これも分かった。長生きすることが生命の目的ではなく、準備ができたら成虫になり次の世代に自分の遺伝子を残すことが生命の第一目的なのだろう。

 パラドックスである。(パラドックスとは、急がば回れといった一見矛盾しているようであるが、よくよく考えると正しいことである、やせるドットコムは高校時代弁論大会でこの「パラドックス」なる論題で、見事優勝した!9

 そう、子孫を残す準備が整うまで、死ねないのだ。

 なので、子孫を残す準備を遅らせてやる、青虫がさなぎになれる大きさにまでに太らせないと、変態が遅れ、その結果長生きするのである。

 生命の世界では、第一優先は、次の世代に子孫を残す成虫になること、で長く生きることは、人間が知的に考えているようには優先が高くないのである。

 でも、お昼に20度以上が日が長く続く春になったら、いっせいに羽化して、飛んでいくことでしょう。春が、行って見れば横断歩道にある信号のようなもので、急いていた人も遅れた人も赤信号で一旦止まって、青になったら一斉に歩き出す、そんな役割をしているのでしょうなー、そうすれば雄と雌、互いのパートナーが多くなり、子孫を残す確率も増えるということです。

 で、結論であるが、食べないことが、なぜ長生きにつながるか、それは栄養が足りず、成虫になる時間が長引くからであ~る。いや、これは法則だ、間違いない。

 はぅあ!

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