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2013年11月 4日 (月)

衝撃の告知、3つの重篤な病気の可能性!

 嫁は、病院には慣れているので、どっしりとしている。筋力は私のほうがあっても、生死に関しては嫁が、私よりも強いのだ。

「それじゃ、ご家族の方がいらしたので、お話しましょうね~」

 女医の先生は、自己紹介の後説明を始めた。

「3つの可能性があります。1つは心筋梗塞です。お父様も心筋梗塞をされたということなのでリスクファクターは高いです。でも、これはあまり考えられません。2つめは、心筋炎です。心臓の筋肉がウィルス感染して発症します。私はこれを疑っています。3つめは、肺血栓塞栓症(はいけっせんそくせんしょう)、いわゆるエコノミークラス症候群です。肺に血栓が詰まっている状態です」

 んーん、心臓は嫌だな~、と、とにかく強く思った。

 親父が心筋梗塞になっていろいろと調べたのであるが、心臓の筋肉は一度壊れると、機能しなくなる。ぴくぴく動く筋肉が普通の筋肉になって、二度とぴくぴく動く筋肉にはならない。iPS細胞の登場で、何にでもなるから心筋も復活すると言われているが、この再生医療が確立するのはまだ10年以上先の話である。治験も、今ようやく加齢黄斑変性症の治験が始まったばかりだ。心臓が悪ければ、その10年の間に確実に寿命が縮まるに違いない。また、10年たってiPS細胞のシートを心臓に貼り付けても果たして心筋に戻るか、もう普通の筋肉として安定してしまうのではないか、などと素人の浅はかな考えが頭を巡るのである。

 シニアで、パーソナルトレーナーとして、活躍しようとしていたのに、人生設計が台無しだ! などと、走馬燈のように子供のころの思い出が頭を駆け巡った(←いやいや、そんな悠長な心の余裕は、実際なかった)。

「原因を突き止めるために、あしたカテーテル検査をします。今は、腎臓の数値がとても悪いのでできません。心臓を救う為に腎臓を犠牲にするような緊急事態ならカテーテルやりますが、緊急ではないようです。点滴で身体の水分を増やして腎臓の負担を少なくしてからやります。カテーテルは少量にするために、腕からやります」

 とのことだった。カテーテルとは心臓の周辺に造影剤を打ち込んでX線で投影することらしい。私の<ちんちん>の毛を剃ったのは、太ももの一番大きな動脈からカテーテルを入れるのが一番早いので、その準備だったらしい。実際、親父が心筋梗塞の時は太ももからカテーテルを入れて、詰まった血管のところで風船を膨らませて血管断面積を確保したのである。

 しかーし、太ももからは中止となった。私を剃毛して頂いた看護師さん、お粗末なものをお見せして申し訳ございませんでした。

「腕の動脈から入れますが、痛いので、麻酔します」

 とも言われた。注射は大嫌いなのである。さっき、血をとったばっかりなのに・・・・・・。

「またかよ!」とNHKのあまちゃんコントで池田一真さんが叫んだように、やせるドットコムも叫びたかった。いやいや、病気なのである、検査は必要なのだ。

 腕を切って自殺する人がいるようだが、動脈まで刃物が達するまで相当痛いことが分かった。たった、5ミリほどの穴を開けるのにも麻酔がいるのだ。腕を切って自殺をしようとしている人、身体を痛めつけて自殺をしようとしている人、絶対に止めた方がよい、一気に死ねたらいいが、意識があったらその痛さに絶対一生後悔するだろう。

 でもさすが、理系の最高峰の医者である。問題分析、原因の分析が科学的である。こんな時、拝み屋に行ったら、先祖の霊が怒っているなどと言われ、田舎に墓参りに行っている、その新幹線をおりたところでエコノミー症候群がひどいことになり死んでいたかもしれない。

 怖い話は好きだが、心霊は信じていない。拝み屋の連中には、自分が心筋梗塞の時でも拝んで治して欲しいものだ。テレビの心霊特番で、霊に取り憑かれるシーンがあるが、たいていは「うぉー」と芸をしているだけである。TVで霊に取り憑かれて、心筋梗塞などの重篤な病気になったためしがない。次の心霊特番では、霊障にあったと精神的におかしくなっている連中か、もともともおかしい連中の感情の起伏が普通の連中よりも激しくなった状態ばかり写すのではなく、三大疾病になるほどのシーンを撮って欲しいものである。

 キチガイを霊のせいにするのは止めたがよい。

 世の中は、科学というパラダイムの元に生活基盤が成り立っている。なぜかそんなことが強く強く確信できた日だった。脈々と続く、過去の人々の科学と文化に我々は守られているのだ。たくさんの水を飲み、次の日のカテーテル検査の準備をしようと思った。

 ICUから会社に電話したら、びっくりされたが、仕方ない。女医さんからは2週間の入院と告げられたのである。

 水を沢山飲んで、おそるおそるICUのベッドで眠りについたのであ~る。(当然夜中にオシッコで起きて、1.5リットルは、入る尿瓶を一杯にして、看護婦さんに、『そんなに水は飲まないでいいですからね~』と声をかけられて、えらい恥ずかしゅうございました)

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 明日の11月1日は、9時、一番にカテーテル検査である。

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